重信房子は何をした人?日本三大事件や2024年現在を徹底調査してみた! | ゆりかごブログ

重信房子は何をした人?日本三大事件や2024年現在を徹底調査してみた!

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今回は、元日本赤軍のリーダーで、世界を震撼させた重信房子氏について、

実際に何をした人なのか、現在は何をしているのか、わかりやすく解説していきたいと思います。

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日本赤軍の元最高幹部・重信房子は何をした?

重信房子は何をした人?元テロリスト女王の現在も徹底調査してみた!

重信房子氏は、以下の3つの大罪を犯した日本赤軍の元最高幹部です。

テロリスト女王として、その名を世界に広めました。

1972年 テルアビブ空港銃乱射事件
1974年 ハーグ事件
1977年 ダッカ日航機ハイジャック事件

一つ一つ詳しく解説していきます。

テルアビブ空港銃乱射事件

重信房子は何をした人?元テロリスト女王の現在も徹底調査してみた!

別名はロッド空港乱射事件リッダ闘争と呼ばれています。

1972年5月30日に、イスラエルのテルアビブ近郊都市ロッドに所在する、ロッド国際空港で発生したテロリズム事件です。

当時「アラブ赤軍」などと自称した日本人政治活動家(後の日本赤軍)3名が実行したものです。

~日本政治活動家~

・奥平剛士

・安田安之

・岡本公三

この奥平剛士氏は、重信房子氏の元夫に当たります。

重信房子氏は、出国する際に偽装結婚をし、「奥平房子」として海外に進出したのです。

~事件の経緯~

パレスチナ過激派テロリスト4人が、サベナ航空のボーイング707型機をハイジャックし、逮捕されている仲間317人の解放をイスラエル政府に要求

イスラエル政府は要求を拒否し、犯人のうち2人を射殺、残り2人も逮捕

報復として、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)はロッド国際空港を襲撃することを計画

アラブ人ではロッド国際空港の厳重警戒を潜り抜けるのは困難と予想されたため、PFLPは赤軍派の奥平に協力を依頼し、日本人によるロッド国際空港の襲撃が行われた。

この事件では、民間人26名、負傷者80名を出した、無差別テロとなってしまいました。

偽装結婚で名前を変えていた重信房子氏は、この事件の指示役だったそうです。

ちなみに、元夫である奥平剛士氏は、この事件で死亡しています。

ハーグ事件

重信房子は何をした人?元テロリスト女王の現在も徹底調査してみた!

1974年9月14日にオランダのデン・ハーグで発生した、日本赤軍によるフランス大使館立て籠もった人質事件です。

~事件の経緯~

1974年7月26日、日本赤軍の山田義昭がパリ=オルリー空港で「偽造米ドル所持」「偽造旅券行使」の容疑で逮捕される。

日本赤軍は勾留中の山田の奪還を図り、ハーグ所在の在蘭フランス大使館を襲撃し、仏当局と人質にした大使らと山田を交換する交渉を行う。

この際銃撃戦になり、警察官2名が重傷を負いました。

このハーグ事件に呼応して、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)は、パリで爆弾テロを起こし、フランス当局にプレッシャーを与えています。(2人が死亡、34人が負傷)

同年9月18日に山田と、国外逃亡用の資金を手にすると、オランダのスキポール空港を飛び立ちますが、

シリアのダマスカス空港に着陸するも、30万ドルなど持ち物全てを放棄することを要求され、

日本赤軍の構成員の和光晴生・奥平純三・西川純の3人は要求を飲むことにし、シリア当局に降参しました。

重信房子はこの事件も指示役として関与しています。

日航機ハイジャック事件(ダッカ)

重信房子は何をした人?元テロリスト女王の現在も徹底調査してみた!

1977年9月28日に、日本赤軍が起こしたハイジャック事件です。

~事件の経緯~

日本航空472便(ダグラス DC-8-62、機体番号:JA8033、高橋重男機長以下乗員14名、乗客142名うち犯人グループ5名)が、拳銃、手榴弾などで武装した日本赤軍グループ5名によりハイジャックされる。

犯人グループは人質の身代金として600万ドル(当時日本円で約16億円)と、日本で服役および勾留中の9名

・奥平純三

・城崎勉

・大道寺あや子

・浴田由紀子

・泉水博

・仁平映

・植垣康博

・知念功

・大村寿雄

釈放と日本赤軍への参加を要求。

このハイジャック事件で、当時の福田赳夫首相が「一人の生命は地球より重い」と述べて、身代金の支払いおよび「超法規的措置」として、収監メンバーなどの引き渡しを行うことを決めたのです。

超法規的措置とは、

国家が法律に規定された範囲を超えて行う特別な行為のこと。

です。

この措置により、人質は全員解放されましたが、身代金の譲渡と、服役していた9人のうち、6人を釈放する事となりました。(3人は辞退)

釈放された6人のメンバーのうち、
佐々木規夫、坂東國男、奥平純三、大道寺あや子、仁平映は2021年時点で国外逃亡中であり、国際手配されているそうです。

こちらも重信房子氏は直接手を下してはいないものの、指示役などで関与しています。

ちなみに、日本赤軍とも関係のある「東アジア反日武装戦線」のメンバーである桐島聡が逮捕され話題になりました。

桐島聡は何をした人物なのか、詳しい記事はこちらからご覧いただけます↓

元テロリスト女王・重信房子は2024年現在は闘病中

重信房子は何をした人?元テロリスト女王の現在も徹底調査してみた!

2022年5月28日に、20年の刑期が満了した重信房子氏は、娘の重信メイさんなどに出迎えられながら、東日本成人矯正医療センターを出所しました。

出所後の取材に対して、

「闘いの中で無辜の人たちに被害を与えた。おわびします」

と述べたほか、用意した文書でも被害者への謝罪やかつての闘争方針の誤りを記しています。

重信房子氏は、服役中にを患い、4度の手術を経験したそうです。

そのため、現在は治療に専念しているようです。

まとめ:重信房子は何をした人?日本三大事件や2024年現在を徹底調査してみた!

今回は、元日本赤軍の最高幹部、重信房子氏の犯した3大事件や、現在の様子を調査しました。

・テルアビブ空港銃乱射事件
・ハーグ事件
・ダッカ日航機ハイジャック事件

この他にも色々な事件を起こしていますが、どの事件も直接手を下すのではなく、指示をしていたようですね。

今の日本では考えられないですが、これからも語り継がれる大罪となったことは間違いありません。

二度と同じような過ちが繰り返されないことを願うばかりです。

↓重信房子氏の娘・重信メイさんについての記事も書いています。ぜひ合わせてご覧ください。

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